(11) 4704-3334

e-mail: 

Copyright © 2013 jardim dos ventos all rights reserved

パフォーマンス風楽 

 

動法の稽古過程で各人が追求するジャンルの交錯から生れ出る遊びの数々 

風楽の四季

 

 

個の源を辿りつつ 他者の中に生き切ると 人は風になる 型を隠し 自己表現を脱し  命の自然の時を生きんと 吹かれ行く

 

 

日本の中世の芸能は  神代の記憶を湛えながら あたかも古代と近代を竜巻きのように吸収し  その目玉は時空を縦横無尽に 駆け廻っているかのようだ   お能が掛かる舞台とは  すなわち近代の引率者たる進化論が瓦礫の如く吹き飛ばされ  我々が信奉し駆け登ったはずの階段が  音もなく消失してゆくのを見るものなのだ

 

風楽はこの根源的生命力を継承せんとする  それは意識から伝統芸能という厚い衣装を脱がせ 風を体験し直すことから始まる  お能の今日の姿から限りなく遠くにありながら  その水を掬い 心行くまで飲まんとするのだ

 

 

創造と破壊の現場から忘れ去られた原野で  世界はフッと眠りに落ちる  寝息は夜空に紛れ 生まれる前の闇の彼方から  姿なき形象がほんのり響きわたっては 消えてゆく

 

ここではそれぞれが存在の起源へ向かいながら  互いの間合いを 紡いで居る

風の音摺れ イキ それは我々の体から消えていった聲霊が  未明の言葉で 戻り来る処なのである

 

 

暁や光の水に鳥は飛ぶ